昨日、Canon PowerShot G7X markⅢを使って、夏空の明るいところで撮影した様子を紹介しました。今回は、明るいレンズと1インチセンサーの真骨頂の夜景を撮ってきましたのでレビューします。
- Canon PowerShot G7X mark3の真骨頂は暗所撮影
- Canon PowerShot G7X mark3で夜景撮影の作例
- Canon PowerShot G7X mark3の夜の動画性能
- まとめ
Canon PowerShot G7X mark3の真骨頂は暗所撮影
昨日、発売したばかりのG7X mark3を持って晴天の中撮影してきました。
1インチセンサーの明るいレンズのG7X mark3には、真夏の晴天だと白飛びしてしまう環境でしたが、NDフィルターが内蔵されているので、白飛びせずに綺麗に取れました。
RX100M7にはNDフィルターついてないそうですが、F2.8のレンズでもNDフィルターは必要だと思うのですよね。
と、まぁG7X mark3は明るい環境でも綺麗に撮ることができるのですが、F1.8と明るいレンズに1インチセンサーなら夜景などの暗所撮影が気になる所です。
早速撮りに行ってきました。
Canon PowerShot G7X mark3で夜景撮影の作例
撮影条件としては三脚を使わずに手持ちです。
F値を1.8と一定にし、ISOを振ってみました。
Avモード・F値1.8・ISO125・露出時間0.8秒
Avモード・F値1.8・ISO160・露出時間1/2秒
Avモード・F値1.8・ISO200・露出時間1/2秒
Avモード・F値1.8・ISO250・露出時間1/2秒
Avモード・F値1.8・ISO400・露出時間1/5秒
Avモード・F値1.8・ISO800・露出時間1/8秒
Avモード・F値1.8・ISO1600・露出時間1/15秒
Avモード・F値1.8・ISO3200・1/30秒
Avモード・F値1.8・ISO6400・露出時間1/60秒
Avモード・F値1.8・ISO12800・露出時間1/125秒
旅行のシーンを想定して、手持ちで適当にシャッター切ってたのもありますが、ISO320の写真はピンボケしていました。残念です。
本当は三脚で撮らないといけない条件なので、手持ちでこれだけ撮れればいいんじゃないかと思います。
ただ、ISOも3200を超えると、小さいサイズでもかなりノイズが気になりますね。
手持ち夜景モードもあるので、それを使えば合成で綺麗に夜景を撮ることもできます。
ちなみに40倍ズームのSX740HSでも撮ってみたらこんな感じでした。
Avモード・F値3.3・ISO400・露出時間0.6秒
かなり暗いしシャッター速度も遅いですね。
ちなみにこれ以上ISO感度を上げたら質感がかなり悪くなります。
手軽に撮るということでGalaxy S9+でも撮りました。
F値1.5・ISO800・露出時間1/10秒
F値だけだとGalaxy S9+の方が明るいですが、ブレてますね。
Canon PowerShot G7X mark3の夜の動画性能
上記の写真を撮ったところで、4K動画の撮影も行いました。
気温は車の温度計ですが、あとで見ると31℃でした。
2~3分くらいの4K動画を4本ほど撮りましたが、これなら本体の温度は全く気になりませんでした。
ちなみにSX740HSでも、4K動画を撮りました。
右手にSX740HS、左手にG7Xmark3という状態で、横並びで撮影をしました。
明らかに明るさがG7Xmark3の方がいいです。
昨日の晴天下ではSX740HSでもそこそこ綺麗に撮れましたし、むしろ40倍ズームもできるのでいいなと思っていましたが、暗所性能では雲泥の差です。
POV撮影にもってこいなGoPro HERO7でも撮影してきました。
暗すぎて足元が全く見えませんし、綺麗とは言えないですね。
ついでにGalaxy S9+でも撮ってきました。
ただし、4KのつもりがFHDでした。
なんかホワイトバランスが狂っているのか緑色ですね。
G7X mark3には及ばないですが、SX740HSやGoPro HERO7よりも明るく映っていますね。
まとめ
Canon PowerShot G7X mark3で夜景というか暗所で撮影を行ってきました。私の腕もありますが、手持ちでもそこそこ綺麗に夜景が撮れます。
こだわる人にはだめかもしれないですが、海外旅行で綺麗な夜景を手軽に撮るという要求なら満たせると思います。
4K動画を手軽に撮れるGoPro HERO7もサイズ的に予想通りですが、暗いところでは歯が立ちませんね。
夜でも綺麗に4K動画を撮りたいなら、G7X mark3かなりおすすめだと思います。
本当にGWのドイツ旅行に持っていきたかったです。
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