レビュー

ドラクエの映画のネタバレ「ドラゴンクエスト ユアストーリー」を見てきたのでレビュー 最後のオチに衝撃 おもしろい・おもしろくない

8月2日から公開のドラゴンクエスト ユアストーリーを見てきました。ドラクエの中で5が一番好きなのでかなり期待度が高く、どんな最後になるのか楽しみにして見てきました。ネタバレを含むので知りたくない方は注意してください。

 

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー

8月2日から公開のドラゴンクエスト5 天空の花嫁が原作となっているフルCGの映画です。

ドラゴンクエスト5は私がポケモンの赤緑と並んで何度もやったソフトです。

ただし、好んで何度もやったというよりも、親戚のおじさんにスーファミと一緒にもらったソフトだったので、ソフトの電池がないからなのか何度もデータが消えて、何度もやり直さざるを得なかっただけですが。

 

最後までクリアしたのは1回だけですが、その直前まではスーファミ版だけで5~6回はやっています。

ちなみにリメイクのPS2版も買いましたし、スマホのリメイク版も買ってしまっています。

 

スーファミ版は攻略本もおじさんに譲ってもらっていたので、ストーリーは完全に覚えていますし、アイテムの位置もだいたい覚えています。

ゲームはやりすぎたら注意されましたが、攻略本は読んでいても怒られなかったからです。笑

 

そのため、今回のドラクエ5の映画はぜひ見に行こうと思っていましたし、「ユア・ストーリー」とあるのでどの程度同じ流れなのか気になっていました。

 

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのネタバレ・あらすじ

序章

最初は、スーファミの最初の画面と全く同じでした。

パパスが主人公が生まれてくるのを待っているところです。

名前は「トンヌラ」にはならずに「リュカ」と名付けられました。

 

リュカの母のマーサは魔物に連れ去られてしまい、父のパパスと共にマーサを探しに行く旅をするのですが、その道中はかなり省かれており、ダイジェストのような感じで進みました。

アルカパ村でビアンカと出会い、レヌール城でお化けを退治し、ドラゴンオーブとベビーキラーパンサーのゲレゲレと出会うところは重要なので出てきていました。

ただし、原作ではドラゴンオーブではなくゴールドオーブだったはずなので、少し原作とずれているところが出てきました。

 

ラインハットにパパスと行き、ヘンリー王子の世話を頼まれ、ヘンリー王子の調子に乗った行動で魔物に連れ去られてしまいます。

パパスと共にすくいに行きますが、ゲマがリュカを人質として取ったため、パパスは抵抗できずに殺されてしまいます。

 

ここで奴隷として働かされている大人のリュカに移り、今までの子供時代は夢で見ていただけでした。

 

奴隷からの脱出

ヘンリー王子とリュカは奴隷として働かされていました。

原作ではヘンリーは丸くなっていましたが、映画版では「余は」や「ヘンリー王子様と呼べ」などまだツンツンしていました。

 

脱獄を試みているリュカ達は、樽に死体を詰めて川に捨てていることを知らされ、樽に紛れ込んで脱出を試みました。

顔にうんこをつけて汚し、樽に入ってうまく脱出することができました。

しかし、魔物に見つかってしまい追われてしまいます。

通りかかったプサンによってかくまわれて、ラインハットまで帰ってくることができました。

 

ここでかなり原作と違います。

原作ではマリアと出会い、妹のマリアが奴隷になるのを助けるために、見張りのマリアの兄の手助けで脱出します。

まだここではプサンとは出会わないはずです。

 

さらにラインハットまで帰ってきたら、原作では魔物が王妃に化けており、ラーの鏡を取りに行きラインハットを救うというくだりがあるはずですが、それもなく、そのままサンタクロースの村へとリュカは帰ります。

 

サンタローズへ帰還

サンタクロースへ帰ると、自分の家の地下を発見し、パパスの残した日記にゲマが魔界の扉を開いて魔王ミルドラースを復活させようとしていること。扉を開けるためにマーサーがさらわれたこと、そして生きている可能性があること。扉を封印するためには天空の勇者だけが使える天空の剣を扉へと投げ込むことなどを知ります。

それらを読んでから外へ出ようとすると、サンチョと出会います。

 

原作では、サンチョと再会するのはかなり後半で、結婚した後グランバニア城に行ったときに再開したはずです。

というかサンタローズの村はラインハットに侵略されて廃村になっているはずですしね。

 

フローラとビアンカとの出会いと結婚

サンチョにリュカが勇者の可能性があるとして、天空の剣を保管しているサラボナの大富豪ルドマンを訪ねるように言われます。

その道中でスライムのスラリンとゲレゲレと仲間になります。

サラボナへ到着したら、ブオーンが暴れており、天空の剣もブオーンに奪われていました。

さらには、ブオーンを退治した者に娘のフローラとの結婚を許してくれ、ルドマンの跡継ぎになれるという条件が出されます。

 

原作ではブオーンが出てくるのは、かなり後半で通常なら炎の指輪と水の指輪を探してくるように言われるだけのはずです。

 

ブオーン退治を渋っていたリュカですが、フローラがリュカと結婚したそうにしていると、奮起してブオーンを倒しに行きます。

しかし、返り討ちにあって酒場で薬草を求めると、ビアンカが登場し一緒にブオーンを退治しに行ってくれます。

ビアンカ、ゲレゲレ、スラリンと一緒に天空の剣を取り返し、リュカが引き抜こうとしますが、剣は引き抜けませんでした。リュカは天空の勇者ではありませんでした。

それでも仲間との共闘でブオーンを倒すと、最後リュカの瞳を見て、仲間になります。

 

原作ではブオーンは仲間にならないので、新しい展開です。

 

無事にブオーンを倒したリュカは、ビアンカのお節介も手伝ってフローラにプロポーズします。フローラもそれを喜んで承認してくれました。

その夜、宿屋に戻ると占いババに本当にフローラでいいのか?本心を知りたくないのか?といわれ、本心が分かる聖水をもらい、それを飲みます。

フローラがいいと思っていたのに、何でも言い合えるビアンカこそ大切だと気づき、フローラへの結婚を無かったことにしてくれと、ルドマンに頼みに行きます。

ルドマンには、フローラが悲しむからルドマンの逆鱗に触れたから結婚を破棄されたとされたようにしろと言われます。

そして、ビアンカにプロポーズして結婚します。

しかし、聖水を渡した老婆はフローラが変身していただけで、リュカの本心に気づいていたのです。

 

原作でも一番悩むところのビアンカかフローラかの場面が一番時間を割いていました。

そして、やっぱりビアンカを選ぶことになりましたが、周りの人からしたら、フローラに振られたからビアンカに乗り換えたようにしか見えないですけどって感じでした。笑

 

息子誕生・石にされる

サンタローズに帰りしばらくたつと、ビアンカが妊娠し息子のアルスが生まれます。

原作では双子で妹もいるはずのなのですが、映画では一人っ子でした。

 

生まれてすぐにジャミたちが襲ってきて、アルスはサンチョが逃がしましたが、リュカは石にされ、ビアンカはさらわれてしまいます。

ビアンカはゲマにさらわれ、ゲマの神殿へと連れていかれ、自分は実は天空人の末裔だと知らされます。

そして、天空人だけが使えるテレパシーでマーサから、魔界への扉を開ける呪文を聞き出すように言われます。

それを拒み、ビアンカも石にされてしまいます。

 

原作ではグランバニアに行く道中に妊娠が発覚し、デモンズタワーで石にされますが、ここまでグランバニアには行っていません。

 

ゲマとの最終決戦

リュカはそのまま8年、石像になっており、アルスがサンチョと一緒にストロスの杖を探し出し、リュカの石化を解いてくれます。

ストロスの杖を守っていたモンスターと戦うときに、天空の剣をアルスが抜き、天空の勇者であることが判明します。

 

天空の勇者がそろったので、プサンにドラゴンマスターに会いたいと再会しに行きます。

プサンがドラゴンマスターだったのですが、ドラゴンオーブを失っており、その力を発揮できなくなっていました。

ドラゴンオーブを手に入れるために妖精の村に行き、過去の自分の持っていたドラゴンオーブとすり替え、現代に戻ってきます。

 

そして、ドラゴンとなったプサンと一緒に神殿に行き、ストロスの杖でビアンカの石化を解きます。

石化が解かれたビアンカと共にゲマに挑みに行きます。

ゲマに挑む前にマーサから今回のミルドラースは手に負えないから帰りなさいと言われますが、リュカ達は突っ込んでいきます。

 

敵の多さに攻めあぐねていましたが、ヘンリー王子が助太刀に来てくれ、ゲマと一騎打ちとなります。

勇者のアルスの助太刀もあり、ゲマを倒しますが、ゲマは息絶えたマーサの体から、マーサの力を取り込んで魔界の扉を開けてしまいました。

 

扉を閉じるためにアルスはブオーンによって空へと投げられ、天空の剣を魔界の扉へと突き刺し、封印ができました・・と思ったら。

 

魔王ミルドラース

魔王ミルドラースが出てくるのかと思ったら、シーンとなって時間が止まってしまいます。

リュカだけが動けている状態です。

ミルドラースは魔王ではなかったのです。

ミルドラースの正体はぜひ劇場で見てください。

 

感想

正直、最後のオチはそんなのなの?って感じでした。

ゲームと同じオチにはならないだろうと思っていましたが、斜め上をいく展開でした。

しかし、そのオチをみると、ヘンリー王子が生意気なままだったことや、フローラがいいと自己暗示がかかっていたことなど、原作との違いのすべての説明がつきます。

 

個人的にはこれじゃない感はありますが、うまくまとめたという感じもします。

これはぜひ劇場で見てもらって、どんでん返しを味わってもらいたいです。

 

まとめ

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを見てきました。

一番思い入れのあるドラクエ5が原作だったのでかなり楽しみにしており、ちょっとこれじゃない感はありましたが、これはこれで楽しめました。

一番の見どころはビアンカとフローラを選ぶシーンと、最後のオチですので、ぜひ劇場で楽しんでください。

 

マンガの天空物語も面白いのでおすすめですよ。

 

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