LG gramのキーボード修理のために液晶割れの個体を購入し、ニコイチにして修理を行いました。残った液晶割れの個体の液晶パネルを交換してみましたので紹介します。
LG gramの液晶パネル交換
前回は、13Z990の液晶割れの個体と13Z980のキーボード壊れの個体をニコイチにするために、13Z980の液晶ユニットとSSD、メモリを13Z990に移設しました。
これはユニットを取り換えるだけなので、とても簡単な作業でした。
今回は、液晶割れでキーボード壊れになっている13Z980の液晶を交換してみました。
とりあえず、キーボードはだましだまし使えますが、液晶が映らないと話にならないので。
アリエクスプレスで液晶を注文
13インチのLG gramの液晶の型番はLP133WF4-(SP)(J1)です。
(タッチパネル付きはLP133WF6-(SP)(C1)になり40ピンとのこと。アメリカ版のLG gramはタッチパネル付きもあったはずですので、ポン付けで取り付けられるのかかなり気になりましたが、LP133WF4-(SP)(J1)は30ピン。かなり気になりましたが、今回は冒険しませんでした。お値段も高いですし。)
これに適応するものを購入しようとAmazonで調べると10,000円でした。
同じものを中国のAmazonみたいなものであるアリエクスプレスで調べると、7360円。
時間がかかるけれど、かなり安いのでそちらで発注。
しかし、7月30日に注文し、8月3日にまだかと問い合わせ、明日出荷すると返事をもらい、8月4日に在庫切れだったから液晶ユニットなら90ドルであるぞとのこと。日本円で10,000円ほどですが、今回はパネルだけでいいので、キャンセルしました。
ちなみに今このキャンセルでトラブっているので、また紹介します。
ヤフオクで購入
Amazonで10,000円で売っていたtryway-pcさんは、ヤフオクでも出品されており、同じものが9,000円。
クーポンも使えば8,000円になることから、ヤフオク経由で購入しました。
ちなみに、きちんと調べないとAmazonもヤフオクも海外発送ってなっており、結局アリエクスプレスで買うのと変わらないことになるので注意。
tryway-pcさんは国内発送でしたので、注文したのが夜だったので翌々日に届きました。
ただ、取引掲示板で質問をしたのにそれを気づかなかったのか、無視して商品を送ってきたので、その点だけはいただけない。
LG gramの液晶パネル交換
届いた液晶パネルがこちら。
LP133WF4-(SP)(J1)との表記はなく、NV133FHM-N52という型番ですが、互換品なのでしょう。
ちなみに白い面は裏側なので、実際に映る画面はこちら。
ヤフオクの受け取り評価もしなければいけないので、動作確認もかねてサクサクッと交換です。
分解しなくても交換はできますが、バッテリーを抜くのと簡単に作業をするために今回は分解しました。
裏面のゴム足を取って、ネジを外し、吸盤で引っ張れば分解は簡単。
ヒンジのねじと液晶コードを外し。
こちらもヒンジのねじと無線LANユニットの2本のコードを外せば、液晶ユニットは取り外せます。
液晶ユニットが外れたら、パネルの境目に爪を入れて外します。
両面テープで引っ付いているので、じんわりと時間をかけて外せば外れてくれます。
隙間にヘラなどを入れると外しやすいです。
これは液晶の上に乗っている黒い縁。
こいつが交換対象の液晶パネル。
最後に背面パネルです。
この3枚に分解ができるはずです。
ちなみに液晶パネルと背面パネルはこちらのコードで接続されているので、テープを外してあげることで取り外せます。
というかこの液晶ユニットは13Z990のものなのに13Z980のシールが貼られていますね。
ヒンジ部分に至っては右側が13Z980で左側が13Z970の刻印がされていましたし。笑
手前が古い液晶パネルで奥側が新しい液晶パネルです。
黒い縁の部分の両面テープは雑ですがこんな感じに。
貼っても綺麗にはがせる両面テープを100均で買ってきてそれを使いました。
液晶を上向きに置いて、上から黒い縁をのせるようにするといい感じに出来ました。
両面テープがかなりはみ出ているところからして、黒い縁を下にして液晶を被せるように貼り付けるのは位置決めがかなり難しいと思います。
液晶の裏側の両面テープは古い液晶を参考にしてこの辺りに。
本来は黒いゴムっぽいテープでしたが、買いに行くのがめんどうなので黒い縁に貼ったのと同じ綺麗に剥がせる両面テープで。笑
コードを取り付けてテープで留めます。
一度剥がしたテープなのでちょっと剥がれやすそうですので注意が必要。なんならセロハンテープで上から留めてもいいかもしれません。私はそのままですが。
背面パネルと合体させます。
最初にこのヒンジ部分に黒い枠を滑り込ませることで、綺麗にはめることができます。
無線LANのコードを挟みそうになるので注意。
あとは元に戻せばOK。
起動させたところです。
縁もいい感じに出来ており、これで修理完了です。
修理の難しかったところ
難しかったところは、液晶パネルに黒い縁を貼り付けるところです。
かなり細い両面テープをはさみで切って作らないといけなくて、めんどうでした。
それ以外は、SSDやメモリの取り付けができる人なら大丈夫じゃないかと思える難易度。
また、Amazonでは非光沢のノングレアのパネルも売っていたので、LG gramの光沢液晶が嫌な人は交換してもいいかもしれません。
私は反射しても画質が綺麗に見えるグレアの方が好きなので、元通りの光沢ありにしましたが。
まとめ
LG gramの液晶パネルを交換してみました。
交換自体は簡単ですので、きちんとパネルを購入できるかがポイントだと思います。
もちろん保証はなくなってしまう行為ですし、挑戦した結果壊してしまっても私は保証できないので、自己責任で行ってください。
コメント