多発性神経鞘腫(たけしの家庭の医学で紹介)治らない足のしびれ

たけしの家庭の医学を見ていたら、セカンドオピニオンのコーナーで治らない足のしびれの本当の原因をやっていたので覚書です。

 

治らない足のしびれ

最初の症状は股関節にチリチリとした痛みを伴う違和感です。

車を買えたのでその関係かと思っていましたが、ある日右足に電気が走ったような痛みを感じるようになりました。

しびれがひざ下まで広がっていきました。

 

ファーストオピニオン「腰部脊椎管狭窄症」

加齢などで薄くなった脊椎板が腰痛を支えきれず腰の骨が変形する病気です。

骨の変形で脊柱管が狭くなり、足の痛みやしびれが生じるというものです。

 

さらなる症状

痛みとしびれが頻繁に襲ってきて、普通の生活もままならなくなっていました。

いくら鎮痛剤を飲んでも痛みが引きませんでした。

さらには手に動かしずらい違和感を覚えて、右手の感覚がなくなっていました。

頭を雷に打たれたような衝撃を受けました。

 

しかしMRIなどでも異常はありませんでした。

 

名医の診断

札幌医科大学の山下敏彦先生が診断しました。

 

Q.いつからどんな症状が出ている?

A.最初は右の股関節にピリピリとしたしびれ。

 少し歩くと痛みとしびれがひどくなり休憩しないと歩けない。

 

①脳の異常

②中枢神経異常

③足の神経の異常

 

先生はこれらの3つの原因を考えました。

しかし、3つの原因となる症状は確認できませんでした。

 

Q.足のしびれや痛み以外に気になる症状はあるか?

A.手の感覚がなくなってコップを落としたことがある。

 

Q.他には?

A.稲妻が落ちたような激しい頭痛。

 

足以外にも全身に起きていると名医は推測しました。

右腕の神経を押すとしびれが起きることを発見しました。

さらには顔の神経を押すとしびれが生じることも発見しました。

 

うつ伏せにして触診し、後頭部に触れた時に小さなこぶを発見しました。

1年以上も治らないこぶを発見しました。

同じようなこぶがないか全身を探すと、左腕や左足にもこぶがありました。

そのこぶを強く押すと痛みを感じました。

 

特殊な造影剤を使ったMRIを行ったところ、白い物体を発見しました。

 

セカンドオピニオン「多発性神経鞘腫」

全身の神経に良性腫瘍が発生し、しびれや痛みなどを起こします。

日本国内に約4000人しかいない難病指定された極めて稀な病気です。

腫瘍ができる原因はわかっていません。

 

神経線維に腫瘍が発生し、神経の束を圧迫することでしびれや痛みを引き起こします。

右足、右手、三叉神経に腫瘍がありしびれを起こしていたと考えられました。

 

この病の発見が難しいのは通常のMRIでは腫瘍を写すことが難しいのです。

特殊な造影剤を使うことでMRIに写って判明します。

 

腫瘍の除去手術を行ったところ、後遺症も痛みもない状態に回復したそうです。