亜急性連合性 脊髄変性症(たけしの家庭の医学で紹介)頚髄の異常 治る認知症の本当の原因 セカンドオピニオン

たけしの家庭の医学を見ていたら、急速に症状が進む認知症の正体の治る認知症をやっていたので覚書です。

 

治る認知症を探り当てた名医

総合南東北病院 神経科学研究所 所長の山本悌司先生です。

 

ファーストオピニオンでは疲労や睡眠不足による一時的な認知機能の低下と診断された認知症の真の原因を探り当てた名医です。

 

名医の質問

Q.どんな症状があるか?

A.ぼーっとして返事が返ってこない。

 車の事故を起こしたが場所を覚えていない。

 

Q.様子がおかしいと感じたのはいつ?

A.4か月前。

 

Q.5か月前は?

A.特に変ではなかった。

 

認知機能の低下が1か月の間に進むなんて症状の進行が速すぎる。

 

脳のMRI検査を実施。

脳が委縮するアルツハイマー病や脳の血管が詰まる血管性認知症などを調べた。

しかし、脳に委縮は見られない、血管にも出血や詰まった形跡はない。

 

簡単な認知機能テストを行ったところ。

簡単な引き算のテストで認知機能の低下を確認。

 

認知機能の低下を起こす甲状腺を触診しても異常は見られない。

 

Q.他に何か気になることは?

A.ここ数か月食欲がなくやせてしまった。

 最近、仕事のスピードが落ちてきた。

 

Q.どんな仕事?

A.縫製の仕事、ミシンの縫い目が曲がっていた。

 

名医の診察方法

脳と作業を行う手に何らかの異常があると推察しました。

 

爪楊枝でつつくと痛みは感じた。

音叉の振動は感じられなかった。

2つの針でつついた感覚も分からなかった。

 

感覚を司る神経は2種類あり

①熱さ・冷たさ・痛さを感じる。

②振動・小さな刺激を感じる。

 

振動と小さな刺激を感じる神経は、脳から伸びて、脊髄の中の後ろの部分を通っています。

この神経を司っているのが首の後ろにある頚髄と呼ばれる場所です。

頚髄に異常があると足のふらつきが生じるはずだと名医は推察します。

 

Q.顔をお洗った時や夜トイレに行くときにふらついたことは?

A.夜トイレに行くときふらついたことが何度かあった。

 立ち上がろうとした時、自分の足ではない感じがしてうまく立ち上がれなかった。

 

Q.味覚に変化があったり、舌の感覚がおかしいことは?

A.舌がピリピリすることがあって、美味しく食べられない。

 みそ汁を飲むと塩辛く感じる。

 

舌を診察すると真ん中が赤くなって粘膜が薄くなっている状態。

 

治る認知症の本当の原因「亜急性連合性 脊髄変性症」

亜急性連合性 脊髄変性症とは、ビタミン12が欠乏し、脊髄の神経が正常に働かなくなる病です。

ビタミン12は様々な情報伝達をするために欠かせない栄養素です。

 

ビタミン12が欠乏することによって、脳と脊髄の間の情報伝達に異常が発生し、注意力・判断力など認知機能が低下してしまうのです。

ボーっとする時間が多くなり、受け答えが鈍くなると考えられます。

更に、頚髄と手足の情報伝達に異常が生じ、ミシンの縫い目が雑になる、足がしびれる、転びやすくなるといった症状が現れました。

 

どうしてビタミン12が欠乏したのか?

患者さんの場合は免疫異常で胃の粘膜を攻撃し、胃壁細胞に異常が起こり、ビタミン12だけを吸収できなくなると考えられています。

 

欠乏していたビタミン12を注射することで認知症が改善したそうです。