中枢性尿崩症(たけしの家庭の医学で紹介)治まらない喉の渇きの原因 セカンドオピニオン

たけしの家庭の医学を見ていたら、治まらない喉の渇きの新原因のセカンドオピニオンとして、中枢性尿崩症をやっていたので覚書です。

 

治まらない喉の渇き

突然言葉に詰まるほどの口の渇きを覚える症状に襲われた方の症例です。

一口水を飲むだけでは口の渇きは治まらず、ペットボトル半分程度を飲まないと治まらない渇きだったそうです。

それ以来、しばしば異常なのどの渇きに襲われるようになり、そのたびにペットボトルの半分を一気飲みして喉の渇きをいやしていたそうです。

しかし、2時間ごとにのどの渇きに襲われるようになっていました。

 

症状は次第に悪化していき、のどの渇きで目が覚めるようになっていました。

喉の渇きを癒すために、水をコップ1杯飲みますが、わずか1時間後尿意で目が覚めてしまいます。

トイレを済ませたと思ったら、再度のどの渇きに襲われ、水を飲むのとトイレに行くので眠ることができないほどだったそうです。

 

ファーストオピニオン

ファーストオピニオンは自律神経失調症です。

ストレスなどで自律神経のバランスが崩れ、不調を招く病です。

交感神経が必要以上に興奮状態が続くと神経が疲弊し、唾液の分泌が減り喉が渇くと考えられています。

 

更なる症状

身体の火照りを覚えるほどになりました。

冬なのに肌着1枚になっても治まらず、ベランダで涼まないと寝付けないほどです。

 

また、ひどい口内炎にもなっていました。

唾液の分泌量も減ってしまっており、膠原病が疑われました。

 

シェーグレン症候群

膠原病のシェーグレン症候群が疑われました。

シェーグレン症候群は何らかの原因で唾液を出す、唾液腺などに炎症が起こる病です。

しかし、検査の結果、唾液の量は減っているものの、唾液腺などに炎症は見つからず、シェーグレン症候群ではありませんでした。

 

このころには1日6リットルもの水を飲むようになっていました。

さらには水の音を聞いていないと不安に襲われるようになっていました。

 

セカンドオピニオン

南多摩総病院 総合内科・膠原病内科 医長 國松淳和先生が紹介されました。

國松先生のセカンドオピニオンで病が明らかになりました。

 

Q.どういった症状で困っている?

A.半年前からどのが良く渇くようになった。

30分に1回は我慢できずに飲んでしまう。

 

Q.1日に飲む量は?

A.10リットル近く。

喉が渇いていない時でも水の音を聞いていないと不安になる。

 

のどの渇きの原因を先生は思案しました。

  1. 口腔内のがん
  2. あごの筋肉や血管の異常
  3. 心因性多飲症
  4. 副甲状腺の異常
  5. がんの骨転移
  6. その他

大きく分けて6つの要因です。

 

まずは口腔内を観察して口腔内のがんの可能性は低いことを確認。

アゴの筋肉や頸動脈に異常がないか調べたが異常はない。

喉の渇きで目が覚めるという問診から心因性も否定されました。

 

さらなる問診をしたところ、手の平の乾燥から全身の乾燥が判明しました。

水分を過剰に飲んでいるのに体が乾燥していたのです。

 

体から水分が出すぎていたためにのどが渇くようになっていることが判明しました。

 

中枢性尿崩症

セカンドオピニオンは中枢性尿崩症でした。

脳の下垂体に異常が起こり、水分量を調整する働きが失われる病です。

下垂体に良性の腫瘍ができており、下垂体から出る抗利尿作用ホルモンのバソプレシンが出なくなり、腎臓にホルモンが届かなくなり、体が尿を際限なく排出するようになっていました。

 

そのため、脱水症状になってのどの渇きを覚えるようになり、汗が出なくなるので体が火照ってしまうようになるのです。

 

体の水分量を調整する薬を飲むことで、平穏な日々を取り戻したそうです。